Kinetic Light

幾何学模様×回転×光の照明

ミラー版のアクリルで作られた幾何学模様を回転させ、そこに様々な色に変化するLEDの光を反射させると、新たな幾何学模様が映し出されるライトです。

使用したソフト・機器

制作期間・人数

2017年10月〜現在・大学3年生3名のグループ

自分の担当

Illustratorによる各設計、Tinkercadによる歯車の構造設計、レーザーカッターや3Dプリンタでのデータ出力、グループリーダー等

製作背景

「自分たちの使うものを、使う人自身がつくる文化」通称Fab文化を発展させるために魅力的な作品を制作して、一般市民のものづくり意欲向上のきっかけをつくるプロジェクト活動をしています。

制作プロセス

前期の制作物のレビュー

上半期の制作物である取っ手を回すだけで幾何学模様を描画できる装置の反省

短所は改善し、長所をのばした新しい制作物のアイデアをグループで塾考

前期の発表会で子供たちからの高評価をいただいたことから、幾何学模様から何かできないかを検討しました。

それぞれの班員のアイデアの実体化

班員各々が新しい制作物の案のプロトタイプを制作

班員それぞれの腹案を実際に形に起こして、アイデアの共有

お互いのプロトタイプを組み合わせたり、他の班員のプロトタイプをさらに改良して、最終制作物の方針を決定

制作と改良

設計の通りに部品が機能しないことや、部品同士が上手く噛み合わない問題を部品の制作とともに発見

その都度データを改良したり、構造のアイデアを教授からもらいながら改良しました。

プロトタイプを制作しては実験を繰り返し、制作物を洗練させて行きました。

オリジナルの機構の完成

制作物の機構を試行錯誤を繰り返しながら制作したことにより、オリジナルの機構を実現

実際に手を動かして、プロトタイプを作り、アイデアを広げていくことの大切さを学びました。

成果発表会

大学で成果発表会を行いました。

外部から来た企業の方々や高校生から、「実際に3Dプリンターやレーザーカッターなどを使って、色々作っていみたい」との声を頂くことができました。

今後の課題とワークショップ

今後の予定として、前期に続きFab文化を広めるために函館の公共施設にてワークショップを行い、ものづくりの楽しさを伝える活動を行なっていきます。

そこで、今回の制作物のレビューをもらい、それを元に制作物の改善をして行きます。